Anthropic(アンソロピック)とは、OpenAIの元メンバーによって設立されたアメリカの人工知能(AI)のスタートアップ企業および公益法人である 。
Anthropic は、責任あるAIの使用を企業理念とし、汎用人工知能(AGI)を研究している。大規模言語モデル(LLM)であるClaudeを公開しており、OpenAIのChatGPT、GoogleのGeminiと競合している。
Amazonは累計80億ドルを出資し、Googleは5億ドル出資(さらに追加で15億ドル出資していく)している。その他、様々なベンチャーキャピタルなどから出資を受けている。
沿革
2021年
- 2021年1月、Anthropicは、OpenAIの研究担当副社長を務めていたダニエラ・アモデイとダリオ・アモデイの兄妹を含むOpenAIの元従業員7名によって設立された。
2022年
- 2022年4月、Anthropicは5億8000万ドルの資金提供を受けたと発表し、この資金のうち5億ドルはサム・バンクマン=フリードが率いるFTX社からのものであった。
- 2022年の夏、AnthropicはClaudeの最初のバージョンのトレーニングを終えたが、社内で追加の安全性テストが必要であることと、AIの開発競争が激化することによるリスクを避けたいと言及し、リリースしなかった。
2023年
- 2023年2月、Anthropicはテキサスに拠点を置くAnthrop LLCから登録商標「Anthropic A.I.」の使用で訴えられた。
- 2023年3月14日、Claude 1をリリース。Notion、Quora、DuckDuckGo などがクローズドαで使用していた。
- 2023年7月11日、Claude 2をリリース。
- 2023年9月25日、AmazonはAnthropicとの提携を発表し、12.5億ドルを出資して少数株主となり、合計40億ドルの出資を計画。取引の一環として、AnthropicはAmazon Web Services (AWS)を主要なクラウドプロバイダーとして使用し、AWSの顧客がそのAIモデルを利用できるようにした。
- 2023年10月27日、GoogleはAnthropicに5億ドルを出資し、さらに15億ドルの追加出資を約束した。
2024年
- 2024年3月4日、Claude 3をリリース。
- 2024年3月27日、AmazonはAnthropicにさらに27.5億ドルを追加出資し、累計40億ドル出資した。
- 2024年6月21日、Claude 3.5をリリース。
- 2024年11月、AmazonはAnthropicに新たな40億ドルの出資(これまでの総出資額は80億ドル)を発表した。Anthropicの大規模言語モデルのトレーニングと実行にAmazonのAIチップの使用を増やす契約も含まれている。
- 2024年、AnthropicはJan Leike、John Schulman、Durk KingmaなどOpenAIから著名な従業員を数人採用した。
経営陣
出資
プロジェクト
Claude
OpenAIのChatGPTに関与した元研究者で構成されたAnthropicは、Claudeという名前の独自のAIチャットボットの開発を始めた。 ChatGPTと同様に、Claudeはユーザーが質問やリクエストを送信し、非常に詳細で関連性の高い応答を受け取ることができるユーザーインターフェースを備えている。
Interpretability research
Anthropic は、Transformerアーキテクチャに焦点を当てた、機械学習システムのInterpretability researchに関する研究も発表した。
脚註




