ビスマルク海(ビスマルクかい Bismarck Sea)は、太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域である。名称は、ビスマルク諸島と同じく、ドイツの首相であるオットー・フォン・ビスマルクにちなむ。
南西をニューギニア島に、北から南東にかけてをビスマルク諸島(アドミラルティ諸島、ニューアイルランド島、ニューブリテン島)に囲まれている。南西のダンピール海峡・ヴィティアス海峡を通じて、ソロモン海と結ばれている。広さは東西約700km、南北約350km、最大水深は約2,500mである。沿岸の主な町としてはラバウルやマダンなどがある。
第二次世界大戦中の1943年3月3日-4日に、この海域でビスマルク海海戦があった。
範囲
国際水路機関(IHO)はビスマルク海の範囲を以下のように定義している。
- 北と東: ニューアイルランド島の北と北東の海岸、ニューハノーバー島、アドミラルティ諸島、ハーミット島、ニニゴ諸島、マヌ島、アウア島、ウブル島からニューギニア島のバウディッシン岬(Baudissin Point)(東経142度02分)までを結ぶ線
- 南東: ニューアイルランド島から南緯4°50'線に沿ってニューブリテン島の海岸まで、ニューブリテン島の北の海岸沿い、ニューブリテン島の西端からウンボイ島の北端を通ってニューギニア島のテリアタ岬(Teliata Point)(南緯5度55分 東経147度24分)までを結ぶ線
- 南西: ニューギニア島の北東の海岸
鉱物資源
近年のビスマルク海海底の探査により、硫化物・銅・亜鉛・銀・金を含む層が発見された。それらが浅い、穏やかな海に分布しているので、これらの調査結果は非常に重要である。パプアニューギニアは、国際法に基づきこれらの鉱物の採掘の権利を有する。
脚注
関連項目
- カルカル島
- ビスマーク・シー (護衛空母)
- ビスマルク海の沈没船
外部リンク
- Battle of Bismarck Sea
- Battle of the Bismarck Sea
- The Battle of the Bismarck Sea



